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シングルアクションの割り箸鉄砲に続いて、ダブルアクションの割り箸鉄砲の製作を試みる。

モデルはコルトパイソン357の8インチ。

リボルバーは銃身が4インチ以下が好みなのだが、割り箸鉄砲の特性を考えると自ずと長い銃身が必要となる。

コルトパイソン357をモデルに選んだのは形状が個性的であり、割り箸を素材に製作しても表現が簡単そうだからだ。

しかし、今回もシングルアクションの割り箸鉄砲と同様、輪ゴム1発装填なので残念だがシリンダーなどは無い。

また、ダブルアクションが可能だとしても、シングルアクションの機能も備えられる自信と技術は無い。


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例によって、割り箸をなるべく綺麗に割って、上下逆さまに互いに接着して、なるべく長方形の状態にした割り箸を何本も作る地道な作業から始まる。

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地道にフレームから作っていく。

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段々と形になっていく。

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割り箸鉄砲なので、部品もなるべく割り箸で作りたい所存だ。
が、金具も使用。

左側がハンマー、右側はトリガー。

トリガーには絶妙な形にした金具を取り付け、ハンマーの下部には
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これまた絶妙な溝を彫る。

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ハンマーとトリガーを取り付けるとこんな感じ。


で、ハンマーとトリガーの稼働には後で使用する輪ゴムの弾性力を利用するのだが、
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まずこの状態からトリガーを引くと

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徐々にハンマーが起きてくる。

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最後まトリガーを引くと、トリガーに付けた金具がハンマーから外れて

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ハンマーが落ちる。

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で、トリガーが戻り、ハンマーの下部に彫った溝を通って

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元の状態に戻る。

そしてまたトリガーが引ける。


凄く単純なシステムだが、ここに辿り着くまでには2ヶ月くらい頭の中で考え続けた。

これで重要なポイントはクリアできたと思う。

(しかし後ほど調整が難航する。)


次はバレル。
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左側が銃口側。

8インチのパイソンをモデルにする予定だったが10インチに変更。

後に銃口を開けフロントサイトを付けフレームと合体。


後はトリガーガード、グリップ、リアサイト、その他手を加えてなるべくコルトパイソンっぽくしてみたいと思う。


で、
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プロトタイプとして一応完成。

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一応銃口も開けてある。

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シリンダーはカバーとして取り外し可能。


ハンマーとトリガーにはさらなる調整をした。
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ハンマーの1部分に金具を貼る。

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トリガーの金具はこの形状。

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金具の先端を斜めに削る。

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セット。

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輪ゴムを発射させるシステムは、また不格好なリアサイトになってしまったが、前回のピースメーカーモデルのシステムを使い回し。

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ハンマーとトリガーの稼働には輪ゴムの弾性力を利用。


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せっかくなので2丁並べてみる。


一応動画も


課題はいくつか残されたが、次はデザートイーグルモデルの割り箸鉄砲の製作に着手したいので、これにて終了。
http://romio5117.livedoor.blog/archives/14051973.html

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割り箸鉄砲が増えてきた。