自分が小学校に入学した頃「コックリさん」がかなり流行していて気味が悪かった記憶がある。
もう40数年も前の出来事なので、記憶が定かではない部分も多いのだが記録を試みてみる。
入学する前から学校では「コックリさん」の禁止令が出されていたと思うのだが、禁止になっていても、上級生達は「キューピットさん」や「エンゼルさん」など名前が違うだけの同じ遊びを続けていたりした。
(「分身さん」というのもあったが、これは自分が中学生の時に女子の間で流行したのではなかっただろうか。)
3つ上の兄や近所の上級生や友達から、「手が動いた」「女子が怯えて泣き叫んだ」とか「教室が変な雰囲気になった」など、いろいろ不気味な話を何処からともなく聞かされていた事もあり、自分はまだ幼かったのであまり手を出さなかった気がする。
ところで「コックリさん」が禁止にされた理由だが、ある時授業中に先生が話してくれたことがあった。
(この先生が担任の先生だったかどうかは記憶が定かではない。)
その理由は「コックリさん」に夢中になった児童が、放課後薄暗くなった教室に忍び込んで、放火未遂事件を犯したかららしい。
(偶然遅くまで学校に残っていたその先生が見つけたとも話していたと思う。)
放火未遂の動機は児童同士のいざこざで、
「コックリさん」のお告げを信じるか信じないかとか、そんな事だったと思う。
(当時の子供達の間でも、インチキや迷信だと言って信じない子供も大勢いたのだ。)
そのうちブームも下火になっていった。
しかし、先生が話してくれた放火未遂事件の話しは結構オブラードに包まれていた。
3つ上の兄が事件当時は小学校の中学年だったので、今ではあやふやな部分も多いのだが、当時の事を結構覚えている。
実際には放火未遂などではく放火事件で、しかも白昼堂々の連続放火事件に発展していたのだった。
加害者児童は当時6年生くらいで、放火の動機はやはり子供達のいざこざ。
「コックリさん」を信じずにバカにした連中への腹いせに、相手の家に火を付けまくったらしい。
加害児童と被害を受けた児童の家は、当時自分達家族が住んでいた公営住宅と同じ町内か隣の町内で、
最初は自分の住んでいたのとは別の棟の公営住宅の玄関ポストや表札などが燃やされたらしい。
(公営住宅は木造ではなく、また玄関の扉は金属なので表札くらいしか燃やせられなかったみたいだ。)
その後は兄の同級生(この同級生の兄が放火犯の同級生で腹いせ相手らしい。)の家に火が付けられて、今度は本格的な火事となり消防車も出動してきた。
兄や遊び仲間は自転車で火事の現場に集まり見物をしていると、別な方でも消防車のサイレンが鳴り響き、今度は違う家も燃え出していたので辺りはさらに騒然となっていたらしい。
民家が2件燃えたのかそれ以上燃えたのかは記憶が定かではないらしいが、多分この後に学校に忍び込んで教室の教壇辺りに火を付けたみたいだ。
その後犯行に及んだ児童がどのような処遇になったか、そのまま地域や学校にいたのどうかまでは解らないと言う。
小学生がたった1日、それも短時間での鬼気迫る様な犯行だったので、関係者は正に狐につままれたような感じだったのではなかっただろうか。
何分古い出来事なので、思い違いもあるかもしれないが、概ねこんな感じだろう。
で、せっくなので「コックリさん」の文字盤を
心を込めて手書きで久しぶりに作ってみた。
鳥居を矢が刺さったハートマークに変えれば、「キューピットさん」や「エンゼルさん」になるんだったと思う。
(はいを YESに、いいえをNO変えたりなども。)
せっかく作ったし、いろいろ質問してみたい事が山ほどあるので、そのうち同僚を集めて「コックリさん」を久しぶりにやってみたいと思う。
もう40数年も前の出来事なので、記憶が定かではない部分も多いのだが記録を試みてみる。
入学する前から学校では「コックリさん」の禁止令が出されていたと思うのだが、禁止になっていても、上級生達は「キューピットさん」や「エンゼルさん」など名前が違うだけの同じ遊びを続けていたりした。
(「分身さん」というのもあったが、これは自分が中学生の時に女子の間で流行したのではなかっただろうか。)
3つ上の兄や近所の上級生や友達から、「手が動いた」「女子が怯えて泣き叫んだ」とか「教室が変な雰囲気になった」など、いろいろ不気味な話を何処からともなく聞かされていた事もあり、自分はまだ幼かったのであまり手を出さなかった気がする。
ところで「コックリさん」が禁止にされた理由だが、ある時授業中に先生が話してくれたことがあった。
(この先生が担任の先生だったかどうかは記憶が定かではない。)
その理由は「コックリさん」に夢中になった児童が、放課後薄暗くなった教室に忍び込んで、放火未遂事件を犯したかららしい。
(偶然遅くまで学校に残っていたその先生が見つけたとも話していたと思う。)
放火未遂の動機は児童同士のいざこざで、
「コックリさん」のお告げを信じるか信じないかとか、そんな事だったと思う。
(当時の子供達の間でも、インチキや迷信だと言って信じない子供も大勢いたのだ。)
そのうちブームも下火になっていった。
しかし、先生が話してくれた放火未遂事件の話しは結構オブラードに包まれていた。
3つ上の兄が事件当時は小学校の中学年だったので、今ではあやふやな部分も多いのだが、当時の事を結構覚えている。
実際には放火未遂などではく放火事件で、しかも白昼堂々の連続放火事件に発展していたのだった。
加害者児童は当時6年生くらいで、放火の動機はやはり子供達のいざこざ。
「コックリさん」を信じずにバカにした連中への腹いせに、相手の家に火を付けまくったらしい。
加害児童と被害を受けた児童の家は、当時自分達家族が住んでいた公営住宅と同じ町内か隣の町内で、
最初は自分の住んでいたのとは別の棟の公営住宅の玄関ポストや表札などが燃やされたらしい。
(公営住宅は木造ではなく、また玄関の扉は金属なので表札くらいしか燃やせられなかったみたいだ。)
その後は兄の同級生(この同級生の兄が放火犯の同級生で腹いせ相手らしい。)の家に火が付けられて、今度は本格的な火事となり消防車も出動してきた。
兄や遊び仲間は自転車で火事の現場に集まり見物をしていると、別な方でも消防車のサイレンが鳴り響き、今度は違う家も燃え出していたので辺りはさらに騒然となっていたらしい。
民家が2件燃えたのかそれ以上燃えたのかは記憶が定かではないらしいが、多分この後に学校に忍び込んで教室の教壇辺りに火を付けたみたいだ。
その後犯行に及んだ児童がどのような処遇になったか、そのまま地域や学校にいたのどうかまでは解らないと言う。
小学生がたった1日、それも短時間での鬼気迫る様な犯行だったので、関係者は正に狐につままれたような感じだったのではなかっただろうか。
何分古い出来事なので、思い違いもあるかもしれないが、概ねこんな感じだろう。
で、せっくなので「コックリさん」の文字盤を
心を込めて手書きで久しぶりに作ってみた。
鳥居を矢が刺さったハートマークに変えれば、「キューピットさん」や「エンゼルさん」になるんだったと思う。
(はいを YESに、いいえをNO変えたりなども。)
せっかく作ったし、いろいろ質問してみたい事が山ほどあるので、そのうち同僚を集めて「コックリさん」を久しぶりにやってみたいと思う。
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