ホームタンク(灯油タンク)には金属表面の強度を保つために凹凸がありそれが模様に見える。

全国的にはどうなのかわからないが、ここ北海道では至るところに灯油タンクが林立している。
そしてホームタンクのメーカーによって違う様々な凹凸のデザインに心を引かれる。

例えば、
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こちらのホームタンク。
凹凸が何かの模様に見える。

製造メーカーは分からない。

何故なら古いホームタンクだとメーカー名が記されているシールがボロボロになっていたり、印字が消えてしまっていたりする。
そしてこのホームタンクなどは、錆びが酷くなり全塗装していたりするのでメーカー名も上塗りされていて分からない。

なので同じ凹凸のホームタンクを探してみた。
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かなりボロボロだが、どうやら製造は「稲留工業㈱」という会社の様だ。

なので凹凸が船の錨にも見える様なデザインは「イナドメ型」とする。
(勝手に。)

様々なメーカーのホームタンクがあり凹凸もまた様々だ。

なので勝手に凹凸名を付けて、ついでにメーカー名も調べて記録を試みてみたい。
また、ホームタンクにも大小様々な形式があるのだが、だいたいこの形の大きさのホームタンクを基準としたい。

それでは試みるを始める。
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このホームタンクの凹凸は米印に見えて可愛い。

最近のホームタンクの色はクリーム色やベージュなどの地味なカラーが主流の様だ。
(このタンクは全塗装されていない。)
以前は赤とか青だとか、もっとカラフルなバリエーションがあったと思う。
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製造は「㈱ダイケン」
なので「ダイケン型」とする。

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これはローマ字のHが縦に2つ並んでいる様に見える。
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「青森宝栄工業㈱」と表記されている。
サンダイヤは商品名だろうか。
「サンダイヤ型」とする。

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迷路の様にも見える凹凸。
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製造は「匠プレス工業㈱」

「サンライズ型」とする。



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少し「サンライズ形」と似ているが、
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これも①と同じ「稲留工業㈱」のタンクだった。
①は490角形タンクで、こちらは240角形タンクだ。
なので①は「イナドメA型」⑤は「イナドメB型」とする。



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このナスカの地上絵の様な模様のタンクは、
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製造は「㈱ホクエイ」
「ホクエイ型」とする。

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これもナスカの地上絵風で「ホクエイ型」とよく似ているが、
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あまりに古いタンクなので詳しい情報は得られなかったがサカタ・ヒーティングタンクと表記されたステッカーだけが貼られている。
なので「サカタ型」とする。



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つぶれたダイヤの様な凹凸模様。
かなり古くてステッカーなどの印字が消えていてよく分からない。
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しかし、よく見かけるタイプなのですぐに同じタンクは見つかる。
カラフルだ。
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製造は「㈱上杉製作所」
「ウエスギ型」とする。


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これもかなり古い。
メーカーは不明。
(ステッカーが貼ってあるがタンクを洗浄した会社の名前だ。)

とりあえずローマ字のCが向き合った感じにも見えるので「CC型」とする。


記録は継続中。